みやぎ「赤旗」自然・山愛好会


   

 

        7月の低山・里山は不人気?

            「投稿」 2,023年7月26日(水)
                               

7月の低山•里山は.4月〜6月に比べると極端に人影が少なくなる。梅雨の季節だから当然と思えるが、貴重な晴天日でも人出は5月、6月の曇天日の半分も無いようだ。7月の低山•里山には4月〜6月の低山•里山持っている魅力」が乏しいのが原因なのでは、これが私見だ。

花は山の魅力の一つだが、「山の花」に無関心の頃は、花を楽しみに山というのは筋違い位に考えていた。山で花がどうなっているかなど思いすらしなかった。しかし「山の花に多少とも拘リ、花にキョロキョロしだすと、すぐに7月の低山•里山には、極端に花が少ないのに氦づいた。太白山の「憩いの」から「出会いの」••ここが貧弱ながらも太白山のフラワーロードとも言え、4月〜6月にはけっこう花も顔を見せる••では、7月には6月に咲きだした才力トラノ才、ヒヨドリナ、アジサイの残り滓が色あせているだけだ。新鮮なのはヤマユリだけで、数本点在するだけ。花は人々を誘わない。

泉ヶ岳も同じではないだろうか? 7月半ば三叉路山頂力モシ力コース—兎平周遊したが花は目にできなかった。どこかに花は咲いているのだろうか?

山粢•キノコも7月は貧困だ。7月の山菜は、一部の低山での夏ワラビ、豪雪の高山のコシアブラネマガリダケくらいだ。キノコも7月には何もないも同然だ。6月半ばまでには、シイタケ•ヒラタケ•タモギタケなど、8月になればタマゴタケ•才オイチョウタケ•ウスヒラタケ•チチタケなどが顔を出すが、7月は胡散臭いのがちょろちょろ出るだけだ。7月は極少数の筍マニアが特定の高山域に入るだけで、彼らは低山や里山をうろうろしたりしない。

 

今年は尾瀬、そしてできれば月山・朝日・焼石のどこかに高山植物を見に行きたいものだ